スポンサーサイト
- 2019.03.03 Sunday
一定期間更新がないため広告を表示しています
- -
- -
- -
参院選に関して九州で「野党統一候補」が決定するのは、熊本、
宮崎両選挙区に続いて3例目となる。長崎選挙区にはほかに、
自民現職の金子原二郎氏(71)、幸福実現党の江夏正敏氏
(48)が立候補を予定している。共産は原口氏を比例代表に回す。
4党は長崎市でそろって記者会見した。民主党県連の渡辺敏勝
幹事長は「政権打倒のため頑張りたい」と強調した。共産党県
委員会の山下満昭委員長は「市民の力が共闘を後押しした。
きょうが出発点だ」と述べた。
民主、共産、社民、生活の4党は18日、夏の参院選長崎選挙区
(改選1)の候補を、民主党が公認を内定した西岡秀子氏(52)
に一本化すると発表した。共産は、擁立を決めていた県書記長の
原口敏彦氏(54)を取り下げた。社民は西岡氏に既に推薦を
出し、共産、生活も推薦する。
民主党の枝野幸男幹事長が18日、菊田氏との会談で「他党との関係も
あり、今回は一本化の候補として主張し続けるのは難しい」と出馬取り
下げを求めた。菊田氏は会談後、記者団に「最終的には受け入れざるを
得ない」と述べ、19日にも見送りを決断する考えを示した。
枝野氏は記者団に「共倒れを避けるためには苦渋の決断をせざるを得ない」
と語った。18日に生活の玉城デニー幹事長と会談した際、菊田氏で足並み
をそろえるよう求めたが、玉城氏が「残念ながらそれは難しい」と拒否
したことも明かした。
今回の参院選から、改選定数が2から1に減る新潟選挙区では自民と民主、
共産、維新、生活が候補の擁立を表明していた。菊田氏は野党4党で最後
に立候補を表明した経緯があり、生活側は反発していた。維新の米山隆一
氏は民主と維新が合流してつくる民進党の候補として次期衆院選の新潟
5区から出馬する方向だ。
民主・維新と共産、社民、生活の野党各党は参院選での協力のため、
1人区で候補をまとめる方針で合意している。これまでに宮城と長野、
長崎で民主候補に、徳島・高知や熊本、宮崎で無所属候補に統一する
ことが固まっており、生活候補への一本化は初めて。
1人区のうち、生活の小沢一郎共同代表の地元である岩手選挙区でも
野党候補は生活の現職に一本化される公算が大きい。