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- 2019.03.03 Sunday
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参議院選挙の結果に関する見解
2016年7月16日 ふくしま県市民連合
全国の野党共闘の取り組みに励まされ福島県でも
1)憲法違反の安全保障関連法廃止
2)集団的自衛権行使容認の閣議決定撤回
3)個人の尊厳の回復・県内原発全基廃炉を求め、今年2月以降、県民集会、公開討論会などを通じて「野党は共闘」を求める声が強まり、5月6日に県下で初めて民進党、日本共産党、社会民主党が野党共闘に合意することが表明されました。
その後約2か月の取り組みでしたが、福島では自民党の現職法務大臣を破り、野党統一候補が当選しました。選挙結果を見ても、これは野党共闘がもたらした成果であったことは明らかです。県内各地域でも、市民と野党3党との共同の取り組みがはじまり、各地で市民らしい創意あふれる取り組みが進みました。
安倍内閣の現職閣僚を破った福島、沖縄と、6県中5県で野党統一候補が勝利し「東北 野党統一候補 自民を圧倒」と報じられる東北の取り組みは、いま全国を励ましています。
各地域の市民の皆さんの取り組みと、その声に応え共闘を実現し、全力を尽くされた民進党、日本共産党、社会民主党の野党3党に、県市民連合は心からの敬意を表します。
この参議院選挙において、自民党、公明党、おおさか維新、こころの改憲4党は合わせて77議席を獲得し改憲発議に必要な78議席には至らなかったものの、非改選の改憲派無所属議員4名(うち1名は自民党に追加公認)を加えると、戦後初めて、改憲勢力が衆参両院において3分の2を超える議席を占める事態となりました。
しかし、これは、憲法改定が徹底的に争点から隠され、野党共闘と市民の結集そして参議院選挙そのものについてさえ報道が極端に少ないという異常な事態の中でもたらされたものです。そのような中でも、全国32の1人区における野党統一・市民連合推薦候補のうち福島をはじめ11名が当選を果たし、市民の後押しする野党共闘という新しい取り組みが一定の成果を上げました。このことは3年前の参議院選挙において、野党候補が当時31あった1人区でわずか2議席しか獲得することができなかったことと比較しても明らかです。
市民と立憲野党が共闘する新しい政治の模索は県内でもまだ始まったばかりです。日本政治史上初めて、市民が主権者として連帯して野党の統一を促し、市民が政治を変える試みが実現するなかで、震災・原発事故災害に今なお向き合いつづけるこの福島が、その成果をいち早く示したことの意義は大きいでしょう。
県市民連合は、間を置かず始まると想定される憲法改悪の動きに毅然と反対し、個人の尊厳を擁護する政治の実現をめざして、安保法制の廃止と立憲主義回復、県内原発全基廃炉を実現する取り組みに、より広範な県内各地域のみなさんが参加されることを呼びかけます。
また、その取り組みの先頭に引き続き、ふくしま県市民連合が立つ決意をここに表明します。
(表記中一部、全国の市民連合の「声明」文を一部加筆し、使用しました)
福島選挙区は、市民&野党統一候補の増子輝彦さんが、
自民現職法務大臣を破って当選確実に!
共闘を求め、ともに手を取る決断をした民進、共産、社民の力です。
安倍首相が4度も来県するなかで、県民対自民&原発推進勢力の闘い
でした。
市民の勝利!!
前へ、前へ!!
福島県選挙区、市民連合&野党共闘の増子輝彦さん、自民現職法務大臣を破って勝利!